Q&A

スポーツと武道

プライマリーモーションと武道についてご質問をいただいたので、お答えします。

ご質問の内容は、「武道は、予備動作をしてはいけないとされているが、プライマリーモーションは適応出来?」というものです。

まずは、用語説明「予備動作」予備動作とは、目的の動作のために、あらかじめ行う動作のことで、プレパレーションとも言われます。反動を用いて、動作を行うときに、どちらかに振っておいた体を、振り戻すときに目的の動作を行うようなイメージです。

実は、今回のご質問は、結構よく質問されるのです。

プライマリーモーションは、「ゴム筋肉・バネ動作」を最大の特徴としていますが、プライマリーモーションの目的は、『全ての動作をより良くすること』にあり、「ゴム筋肉・バネ動作」は、プライマリーモーションを構成する6つの要素のひとつに過ぎません。

つまり、筋収縮による直接的な動きと、「ゴム筋肉・バネ動作」の融合や、慣性、遠心力、バランス、骨格といった項目との関係を明らかにした上で、競技や種目の目的に応用していくところがポイントです。

なので、プライマリーモーションと武道というご質問に対しては、「あなたが考える武道の目的は何ですか?」と、あらかじめご質問させていただく事で、最適な応用方法を導きます。

精神修養が目的だとしたら、苦難と思える動作を繰り返す事にも意味がありますが、プライマリーモーションは、苦難と思える動作を選択しません。武道による勝利を目的とするのであれば、それに役立つ情報を提供させていただきます。

つまり、個人個人違った目的のために武道を行っているために、「武道」というひとくくりの中では、お答えしにくいことを、ご理解いただきたく思います。

なお、ハイパフォーマンスを、出来るだけ簡単に、正確に出すためのアイデアが、プライマリーモーションです。